Ruby on Rails のセットアップ(Windows編)

Ruby on Railsのセットアップ(Windows編)

h2. 1.Rubyのインストール

Windowsの場合、コンパイル環境によって、

  1. mswin32(Microsoftコンパイラ環境)
  2. Mingw(Minimalist GNU for Windows)
  3. Cygwin

がありますが、もっとも簡単で普及しているのは、mswin32環境のものです。

One-Click Ruby Installer

One-Click Ruby Installser は、RubyGemsや各種ライブラリ、エディタなどが含まれるインストーラパッケージで、もっとも普及しています。

http://rubyforge.org/frs/?group_id=167

から最新の安定版をダウンロードしてインストールします。

ActiveScriptRuby

もう一つの選択肢が、artonさんが配布している ActiveScriptRuby  です。

このパッケージには、MicrosoftのスクリプトエンジンからRubyを使うための拡張が含まれている他、Windows用のライブラリ、ユーティリティ、GUIバインディングなどが含まれています。

注:One-Click Ruby Installerは、システム環境変数にRubyバイナリへのパスを追加しますが、ActiveScriptRubyの場合には、環境変数へのパス追加は行われず、代わりに、パスが追加されたコマンドプロンプトのショートカットが提供されています。

2.RubyGemsのインストール

One-Click Ruby InstallerやActiveScriptRubyを使った場合、RubyGemsが含まれているため、特にインストールする必要はありません。

3.Ruby on Railsのインストール

RubyGemsに含まれるgemコマンドを使って、Ruby on Railsをインストールします。

gem install rails --include-dependencies

注:gemコマンドを使ったインストールでは、複数のリリースの中から、選択を求められる場合があります。Windows(mswin32)の場合には、当該のmswin32版の最新のものを選ぶとよいでしょう。ruby版でも使えるものもありますが、拡張ライブラリの場合、コンパイルが必要なものもあります。mswin32版の場合には、拡張ライブラリでもコンパイル済みのDLLが提供されています。

Powered by Publify | Photo Startup stock photos