rails to Niigata
MYCOMは、オープンソース関連のニュースを数多く配信しており、Ruby関係の報道も多いので、大変うれしく思っています。
でも、先週でた[「超高速 – Ruby on Rails向けJava HTTPサーバ”rails-asyncweb”登場!」](http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/11/07/railsasyncweb/) は、ちょっと勘違いでしょう。
[rails-asyncweb](http://rails-asyncweb.sourceforge.net/) のサイトを見ればわかるのですが、
rails-asyncweb is faster, scales better than JRuby on Rails with WEBrick.
とあるように、あくまでもJRuby上のWEBrickよりも高速ということのようです。
残念ながら、現在のJRubyは、JavaでRubyのインタプリタを実装しただけで、Rubyをバイトコードにコンパイルするわけではないので、とても高速とはほどとおいものです。実行スピードよりも、Javaのライブラリにアクセスできることのメリットが大きいということですね。
もちろん、JRubyの開発メンバ2名が、Sunにスカウトされ、JRubyのプロジェクトがSunの公式プロジェクトになったのですから、バイトコードコンパイラも期待したいところです。
Powered by Publify | Photo Startup stock photos