rails to Niigata
RubyCLRの開発者で、今年1月にMicrosoftに加わり、MIXで正式発表されたIronRubyの開発を担当しているJohn Lam氏が、MicrosoftのRubyへのコミットメントについてブログに書いています。
Microsoftに入社する際の最終面接者で、.NET Platform全体の実質的責任者であるScott Guthrie氏も、CLR上で動作する「一級品」のRubyを本気で出そうと思っているそうです。IronRubyは7月のOSCONでファーストリリースを予定しているらしいです。
このJohn Lam氏のブログエントリは、Martin Fowler氏のブログ記事"RubyMicrosoft":http://www.martinfowler.com/bliki/RubyMicrosoft.html への回答の意味を込めているようです。
Martin Fowler氏は、「MicrosoftのRubyが、互換性のあるフルバージョンになるのかどうかが気になる」とし、「社員がオープンソースソフトをダウンロードすることを禁止するような会社で、それはむずかしいのではないか」というJRubyのOla Bini氏の意見を紹介しています。
「最近、以前にもまして、アルファギークと呼ばれる人たちのMicrosoft離れが進んでいる」「特に開発ツールの分野でのコミュニティ無視はアジャイル開発者を失望させている」と言う趣旨の感想を述べ「Rubyが、Microsoftがコミュニティとうまくやっていけるかの試金石になるだろう」としています。
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