Windows VistaのJIS X 0213:2004採用で、互換性問題が話題になっていますが、小飼弾さんがPerl, Python, RubyのUnicodeでのchrとordの比較をしていました。
[404 Blog Not Found: perl, python & ruby – chr() vs. Unicode](http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50696206.html)
[404 Blog Not Found: perl, python & ruby – ord() vs. Unicode](http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50698007.html)
いずれも、BMP以外の面のリテラルを直接かけないことや、文字コードを文字に変換する方法が無かったりするという点が残念という指摘のようです。
JavaやC#はもともとUnicode設計なので、JRubyではどうかということは調べていませんが、久しぶりにRubyCLRのJohn Lamさんの[ブログ](http://www.iunknown.com/) を見に行ったら、下記のエントリが目に留まりました。
[Less is better: Unicode and Ruby](http://www.iunknown.com/articles/2006/11/03/unicode-and-ruby)
Sun MicrosystemsのTim BrayさんのRubyConfでの講演を聴いてがっかりしたという話です。確かに問題はよくわかったが、それではどうすればよいのかが提示されていないということです。一方で、Rails用のUnicode Hackライブラリを発表したJulian Tarkhanovさんの説明はよかったといっています。
Tim Brayさんの講演資料
[http://www.tbray.org/talks/rubyconf2006.pdf](http://www.tbray.org/talks/rubyconf2006.pdf)
Julian Tarkhanovさんの講演資料
[http://www.fngtps.com/files/2/2006/06/rstm01-unicode_in_rails.pdf](http://www.fngtps.com/files/2/2006/06/rstm01-unicodeinrails.pdf)
ところで、Julian Tarkhanovさんの講演資料には、
Matz promises Unicode among other M17N
features in 2007 and he’s not a fan of Unicode
というくだりがありますが、まつもとさんは見てるかな?